【自己紹介】初めまして。エロゲについて研究してます。
初めまして。
エロゲで卒論書く人(@eroge_thesis)と申します。
現在大学四回生で、社会学を専攻しております。
その中で、「アダルトゲームの表現規制と規制に対する表現者の対応について」というテーマで研究しています。
社会学の研究には様々な分野、手法があると思いますが、私の研究は「ある社会を明らかにするため、自ら調査しデータを取りまとめる」という典型的な社会学研究の一形態に属するものです。
さらに「調査」のスタイルも色々ある訳で、調査対象や状況によってそれらを使い分けていくのですが、自身の今回の研究は、いわゆる「聞き取り調査」を中心にエロゲ業界について、そしてその表現規制について明らかにしよう、というものです。
さて、エロゲと表現規制、といえば「ソフ倫」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
これは正式には「コンピュータソフトウェア倫理機構」と言いまして、その昔、エロゲの表現がやりたい放題で(まさに無法地帯!)、社会問題に巻き込まれかけた時に設立され、現在まで様々な活動をしている一般社団法人です。
その一番メインの活動というのが、エロゲの表現に関わる審査です。例えば「高校」というワードが使えなかったり、そもそも18歳未満のキャラクターが出演できないのもソフ倫の倫理規定によるものです。その結果「学園もの」というジャンルが生まれた(「学園」というワードは年齢を特定しないため使用可能)と思われるなど、「表現規制」は今に残る独自の文化を作ってきた側面すらあるのです。
当然他にもたくさんあるのですが、私はエロゲ(業界)のこういった部分が面白くて研究対象にすることを決めました。
そして現状の進捗としましては、ソフ倫様とコンタクトを取り、実際にお会いしてお話を聞かせていただいたり、資料をいただいたりとそれなりに順調に進んでいると思っています。
しかし、その上で今私が考えているのが、「ソフ倫」のような自主規制団体の言葉だけでなく、「表現者」つまり「エロゲの開発者」やエロゲユーザーの言葉も「聞き取り」したい!ということです。
これがこのアカウントを作った大きな目的です。
このブログや、ツイッターでの発言を通して自分自身エロゲの話をする仲間が欲しいと思いますし、その延長線上で「聞き取り」ができるようなことがあればいいなあ、くらいに考えています。
・・・下心アリアリ、と言われれば辛いのですが、あまりそういったことは気にせずに仲良くしてもらえれば嬉しいなと思っております!
ともかく、これも何かのご縁ということで、よろしくお願いします!!